「公営競技ガイド(https://practicefoundry.com/)」は、日本のギャンブル愛好家150名を対象に、アメリカ競馬に対する日本人の認識と興味の調査アンケートを実施しました。アメリカの競馬場やレースの認知度、日本競馬とアメリカ競馬の興味度合い、アメリカ競馬で知りたいことなど8項目を質問しています。
アンケート調査方法の概要
今回実施した「アメリカ競馬に対する日本人の認識と興味の調査アンケート」の概要は以下のとおりです。
調査期間 | 2023年7月12日~2023年7月13日 |
調査方法 | インターネット調査(クラウドソーシングサービス「ランサーズ」を利用) |
回答人数 | 150名 |
調査対象 | 日本人のギャンブル愛好家 |
アンケートの質問と回答
アンケートの質問と回答です。
質問1.あなたはアメリカの競馬についてどれくらい知っていますか?

回答
- 全く知らない 93
- 少し知っている 50
- ある程度知っている 7
- 詳しく知っている 0
回答者の中で、全く知らないと回答した人が最も多く(93人)、少し知っていると回答した人がその次に多い(50人)です。一方で、ある程度知っていると回答した人は7人であり、詳しく知っていると回答した人はいませんでした。
この結果を見ると、アメリカの競馬に関しては、回答者の多くが知識が限られていることがわかります。
質問2.アメリカの競馬と日本の競馬の主な違いは何だと思いますか?
回答
自由回答で質問しました。以下は、特に多かった意見をまとめたものです。
コースの違い:アメリカはダートが主流であり、日本は芝が主流という印象がある。
馬の種類:アメリカの競馬は力強くパワフルな馬が勝ちやすい傾向があると言われている。
賞金額の違い:アメリカの競馬の賞金額が日本に比べて桁違いに大きいというイメージがある。
レースの距離:アメリカの競馬は一周の距離が短く、日本の競馬は長いと言われている。
観戦している人の層:アメリカの競馬は一部の富裕層の遊びというイメージがあり、日本の競馬は幅広い人々が観戦していると感じられる。
ルールや競馬場の仕様:アメリカの競馬は左回りのコースが多く、ダート競馬が主流である。日本の競馬は芝競馬が主流であり、競馬場の土質やコースの仕様が異なる。
ギャンブル性の違い:アメリカの競馬は賭け金や配当金が日本に比べて大きいというイメージがある。
騎手の体格や基準:アメリカの競馬の騎手は体格が大きい傾向があると感じられる。
回答者の中には具体的な違いを挙げる人もいれば、競馬のイメージや文化の違いを感じる人もいます。
質問3.アメリカの競馬レースを視聴したことがありますか?

回答
- 一度も視聴したことがない 93
- 一度か二度視聴したことがある 39
- たまに視聴している 17
- 定期的に視聴している 1
回答者の中で、一度も視聴したことがないと回答した人が最も多く(93人)います。一度か二度視聴したことがあると回答した人がその次に多く(39人)、たまに視聴していると回答した人が17人、定期的に視聴していると回答した人は1人です。
この結果から分かるように、アメリカの競馬レースを視聴した経験を持つ人は全体の一部にとどまっています。一度も視聴したことがないと回答した人が最も多いことから、アメリカの競馬についての視聴文化や関心度はまだ一般的ではないと言えるでしょう。
質問4.アメリカの競馬レースに賭けたことはありますか?

回答
- 一度も賭けたことがない 143
- たまに賭けている 4
- 一度か二度賭けたことがある 3
- 定期的に賭けている 0
回答者の中で、一度も賭けたことがないと回答した人が最も多く(143人)います。たまに賭けていると回答した人が4人、一度か二度賭けたことがあると回答した人が3人であり、定期的に賭けていると回答した人はいませんでした。
この結果から分かるように、アメリカの競馬レースに賭けた経験を持つ人は回答者の一部に限られています。一度も賭けたことがないと回答した人が最も多いことから、アメリカの競馬における賭け文化や賭け事への関与はまだ一般的ではないと言えるでしょう。
質問5.以下のアメリカの有名な競馬場やレースを知っていますか?(複数選択可)

回答
- どれも知らない 82
- ケンタッキーダービー 61
- ブリーダーズカップ 29
- アーリントンミリオン 17
- プリークネスステークス 14
- ベルモントステークス 13
- サンタアニタハンデキャップ 10
回答者の中で、どれも知らないと回答した人が最も多く(82人)います。ケンタッキーダービーを知っていると回答した人が61人で、ブリーダーズカップを知っていると回答した人が29人、アーリントンミリオンを知っていると回答した人が17人、プリークネスステークスを知っていると回答した人が14人、ベルモントステークスを知っていると回答した人が13人、サンタアニタハンデキャップを知っていると回答した人が10人です。
この結果から分かるように、回答者の中でアメリカの有名な競馬場やレースについて知っている人は一部にとどまっています。どれも知らないと回答した人が最も多いことから、アメリカの競馬の特定の競馬場やレースに関する知名度はまだ広まっていないと言えるでしょう。
質問6.日本とアメリカの競馬のどちらが面白そうだと思いますか?

回答
- 日本 101
- アメリカ 49
回答者の中で、日本の競馬が面白そうだと思うと回答した人が101人で、一方でアメリカの競馬が面白そうだと思うと回答した人が49人です。
この結果から分かるように、回答者の中では日本の競馬が面白そうだと思う人が多数派です。
一方で、競馬の面白さは個人の好みや興味によって異なるため、回答者の中にはアメリカの競馬に魅力を感じる人も存在しています。
日本の競馬が面白いと回答した人の理由
・馬や騎手に馴染みがあるから。またお金を儲けたいという気持ちと、好きな馬や騎手を応援する楽しみがあるから。
・アメリカの競馬に関しては競走馬の知識もまったくないので面白さが分からないのに対し、日本の競馬は何度か馬券を購入して白熱したので、現段階では日本の競馬のほうがおもしろいと思っています。
・まず身近にあるので競馬場やWINSに行きやすく、北海道日高の生産地巡りなどもでき、密接に関われること。また日本の競馬は距離体系や3歳クラシックなどの競走環境のシステム整備がしっかりしているので、レースの位置づけや意味把握しやすい。
アメリカの競馬が面白いと回答した人の理由
・アメリカ的な自由さで日本にはないインターテイメントとして盛り上がる要素がありそうだと想像するからです。
・騎手がハリウッドスターかのように見えてしまうのではないかと思うからです。服装も、カウボーイスターが着るようなオシャレさもあるかもしれませんので、見応えありそうです。
・今の日本競馬はスピードばかりを追い求めているから、単純なかけっこみたいで面白くない。アメリカは、スピードとパワーの両方が求められているので見ていて迫力がある。
質問7.アメリカの競馬をやってみたいと思いますか?

回答
- いいえ 110
- はい 40
回答者の中で、アメリカの競馬をやってみたいと思わないと回答した人が110人で、一方でやってみたいと思うと回答した人が40人です。
この結果から分かるように、回答者の中ではアメリカの競馬をやってみたいと思わない人が大多数です。アメリカの競馬への関心や参加意欲は限られており、日本の競馬に比べてアメリカの競馬への関与度は低いと言えるでしょう。
一方で、アメリカの競馬をやってみたいと思うと回答した人も一部存在します。アメリカの競馬に興味を持ち、異なる競馬文化や競走馬、レースイベントを体験してみたいと考えている人々がいます。
やってみたくない人の理由
・競馬がそこまで発展していなく、賭けのルールがわからなく、ギャンブルなので大損するリスクが怖いから。
・手間がかかるのと日本でかけても税金で手取りが持っていかれそうだから。
・賭け事にはあまり興味がないからです。また、アメリカの競馬はスケールが大きいイメージがあるので、賭ける金額も多くなってしまいそうで、抵抗があります。
やってみたい人の回答の理由
・競馬場の雰囲気がよさそうなので、ケンタッキーダービーなどの有名なレースを現地でやってみたい
・日本の競馬との違いを知って、アメリカの競馬独自のおもしろさを体験できれば趣味が増えて楽しそうだと思いました。
・アメリカよりも日本の競馬の方が、スピード感のあるレースが多く、レース後半の最後まで結果が読めないところが楽しいので個人的には日本競馬の方が観ていて楽しいと思います。
質問8.アメリカの競馬について、知りたいことはありますか?(複数選択可)

回答
- 賭け方のルール 71
- 歴史・文化 44
- 法律・規制 40
- 競馬をできる場所 38
- 特にない 34
- 経済的な影響 19
- その他 7
回答者の中で、賭け方のルールについて知りたいと回答した人が71人、歴史・文化について知りたいと回答した人が44人、法律・規制について知りたいと回答した人が40人、競馬をできる場所について知りたいと回答した人が38人、特に知りたいことがないと回答した人が34人、経済的な影響について知りたいと回答した人が19人、その他の知りたいことがあると回答した人が7人です。
アメリカの競馬は日本の競馬と異なるルールや文化、法律などが存在するため、それらについて知りたいという関心があることが伺えます。
また、歴史・文化について知りたいという人や法律・規制について知りたいという人も一定数存在します。
競馬をできる場所について知りたいという人も多く、アメリカの競馬場や開催地に関する情報への関心が高いことが分かります。
その他の回答
- インターネットで馬券を購入することができるか日本の競馬とは異なる馬券の購入の仕方
- 他の国内スポーツ競技と比較しての、人気のほどはどうか
- ブリーダーズカップの持ち回り制について。
- インターネットライブ中継でみれて、日本語の実況が行われるか
- どのような騎手や馬がいるのか
- どのような競馬場があるのか
- 競走馬と関連エピソード
アンケート結果のまとめと所感
アメリカの競馬に関する知識や参加意欲は限られていると言えます。多くの回答者がアメリカの競馬について全く知らないと回答し、視聴したことがないと回答した人も多数でした。また、アメリカの競馬レースに賭けたことがある人やアメリカの競馬場やレースを知っている人も少なかったです。
一方で、アメリカの競馬に関心を持つ回答者も一部存在しました。特に賭け方のルールやアメリカの競馬の歴史・文化、法律・規制について知りたいという人が多く見られました。また、一部の人がアメリカの競馬を面白いと思っていると回答しており、アメリカの競馬に興味や関心を持っている人もいることが分かりました。
アメリカの競馬に対する関心や知識の不足は、文化や習慣の違い、アクセスの難しさ、情報の不足などが要因として考えられます。日本の競馬と比べてもアメリカの競馬についての情報や認知度は限られているようです。
公営競技ガイドについて
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アンケート結果の引用について
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