最近、オートレースなどの公営ギャンブルのCMが放送されるようになり、スマホでも簡単に投票できることから、若者も興味を持ち始めました。
本記事では実際にオートレースは何歳から始められるのか、学生や未成年はオートレースの車券を購入できるのか紹介していきます。
オートレースができる年齢は?

オートレースができる年齢は20歳からです。法律で定められています。
(勝車投票券)
小型自動車競走法第13条
第十三条 二十歳未満の者は、勝車投票券を購入し、又は譲り受けてはならない。
小型自動車競走法というオートレースに関する法律で定められているため、違反すると罰せられてしまいます。20歳未満の人は車券を購入したり、譲り受けたりしないようにしましょう。法律違反になります。
オートレースは20歳なら学生でもできる?

20歳で就職している社会人であれば、オートレースの車券を購入することに全く問題はないように感じられますが、20歳でも学生の場合はどうでしょうか。
結論、学生でも20歳になっていればオートレースができます。
以前は、20歳を超えていても学生だとオートレースをしてはいけないと、法律で禁止されていました。しかし、法律が改定され、学生に関する記述が削除され、学生にもオートレースが解禁されました。
もちろん20歳を超えていないといけません。
成人年齢の引き下げでオートレースの年齢制限はどう変わった?

成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。社会ではいくつかの大きな変化がありました。例えば18歳でもクレジットカードを作ることができるようになりました。
公営ギャンブルの業界ではどうでしょうか。
実際は、何も変化はありません。
オートレースができる年齢は20歳からと以前と変わることはありません。
成人年齢が引き下げられたということで、18歳や19歳でもオートレースを始めてしまうと法律違反として罰則の対象になってしまうので気をつけましょう。
オートレースの年齢制限に関して要注意!こんな場合も違法です!

大人に車券を買ってくるよう頼む
自分が未成年でオートレースの車検を購入できないからといって、大人に車券を買ってきてもらうように頼むことは禁止されています。
この違反をしてしまった場合、頼んだ未成年はもちろん、買ってきた大人側も罰則の対象になってしまうので気をつけましょう。
拾った車券で払戻しする
保護者同伴であれば、未成年でも見学としてオートレースの競技場に入場できます。
競技場内に、車券が落ちていることはよくあります。よくドラマなどでも見かけることはあると思いますが、ハズレ車券を捨ててしまうことが多いのです。
捨てられている車券はそこまで多くはないですが、中には当たり車券も混じっている場合があります。
その当たり車券を拾って、当選金をもらうことも違法です。
偽の身分証を使用
こちらは完全な違法になります。身分証などを偽装してオートレースの車券を購入しようとすると、重い刑罰がくだってしまいます。公文書偽造罪です。
大変なことになってしまうので、軽い気持ちでやらないようにしましょう。
オートレースの車券購入で20歳未満だとバレるのか?

オートレースの競技場で車券を購入するときは、自動券売機を使います。そのため年齢確認されることはありません。
しかし、競技場内には常に警備員がいます。彼らはプロですので、20歳未満の人や怪しい行動をしている人は声をかけます。身分証の提示などを求められたら未成年だとバレてしまいます。
また、高額当選の場合は、有人窓口で換金するため、そのときに年齢確認される場合もあります。せっかく高額当選しても、それが無効になるだけでなく、罰則もついてきますので、絶対に未成年のうちにオートレースはやらないようにしましょう。
20歳未満でオートレース!バレたらどうなる?

小型自動車競走法によると以下のとおりです。
第七章 罰則
小型自転車競技法第64条
第六十四条 第十三条又は第十四条の規定に違反する行為があつた場合において、その行為をした者がこれらの規定により勝車投票券の購入又は譲受けを禁止されている者であることを知りながら、その違反行為の相手方となつた者(その相手方が発売者であるときは、その発売に係る行為をした者)は、五十万円以下の罰金に処する。
車券を購入しようとした本人も、譲渡した相手も50万円以下の罰金の対象になってしまいます。十分注意しましょう。
20歳未満で購入しようとしてバレてしまっても実際は「警察に引き渡す」までする場合は少ないようです。
事務所に連れて行かれ、親や学校に連絡が入ります。学校の処分はそれぞれで違いますが、最悪の場合退学というケースも…
警察に引き渡されなくても、結果的には重い処分になってしまうので、絶対にやめましょう。
オートレース以外で18歳からでもできるギャンブル

オートレースは20歳にならないとできませんが、数あるギャンブルの中には18歳からでもできるギャンブルもあります。
- パチンコ
- パチスロ
- 宝くじ
パチンコ・パチスロ
もともと18歳からでもできるギャンブルです。ただ、18歳だとしてもお店によっては高校生の入店を禁止しているお店もあります。
パチンコ・パチスロはギャンブルではなく遊戯という扱いです。そのため18歳でも楽しむことができます。ゲームセンターのゲームと同じような扱いになります。
宝くじ
宝くじは最も身近なギャンブルの1つです。宝くじをギャンブルと認識していない人も多いようですが、宝くじも競馬や競輪と同じ公営ギャンブルの1種です。
法律上、宝くじの購入に関して年齢制限はないので、誰でも購入することができます。
ただし、スポーツくじのtotoやBIGは19歳以上でないと購入できないので注意してください。
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